サバクエのロゴマーク
サバクエのロゴマーク

投稿日:2025/12/2

災害備蓄は何日分?実践6項目

災害備蓄の基本イメージ

結論は明確です。最低3日、できれば1週間分の食料・生活必需品を、家族人数分そろえましょう。水は1人1日3リットルが基準。非常用持ち出しバッグは停電や断水の直後に役立ちます。家族の安否確認や避難先も事前に共有しておくと、迷わず行動できます。この記事では、何をどれだけ、どの順に整えるかを6項目で解説します。官邸発信の標準をベースに、今日から動ける実践内容にまとめました。

1. 備蓄は3日~1週間、水は1人1日3リットル

水と食料の備蓄イメージ

標準の目安は、飲料水は1人1日3リットル、食料は最低3日分。大規模災害を想定するなら1週間分が望ましいとされています。人数に応じて必要量を計算し、在庫表で管理すると補充がスムーズです。

2. 在宅備蓄の中身は主食・たんぱく・常備品

主食・たんぱく源・常備品の例

主食はアルファ化米、レトルトご飯、乾麺、パン缶など。たんぱく源はツナ缶、サバ缶、豆類。野菜・果物は缶詰や100%ジュースなど、日持ちするもので補います。常備品はトイレットペーパー、ティッシュ、携帯トイレ、カセットコンロとボンベ、ラップやアルミホイルなど。賞味期限の近いものから使い、新しいものを買い足すローリングストックで管理します。

3. 生活用水と飲料水は別に用意

生活用水の備え方

トイレ流しや洗い物などに使う生活用水は、飲料水とは別に確保します。ポリタンクに水道水を備蓄しておくほか、断水に備えて入浴後も浴槽の水をすぐ抜かない習慣が役立ちます。

4. 非常用持ち出しバッグの中身

非常用持ち出しバッグの中身

懐中電灯、予備電池、携帯ラジオ、モバイルバッテリー、充電ケーブル、救急セット、常用薬、現金・小銭、マスク、手袋、雨具、ホイッスル、簡易トイレ、ウェットティッシュなど。乳幼児用品やペット用品など、家庭の事情に応じた追加も忘れずに。飲料水(500ml数本)も入れておくと安心です。玄関付近など取り出しやすい場所に置き、季節に合わせて中身を見直します。

5. 正確な情報源と家族間の連絡手段

情報収集と連絡手段

正確な情報は、首相官邸 防災・危機管理のXアカウント、政府広報オンライン、気象庁防災情報、自治体の防災メールなど複数で確認します。家族間の連絡方法(通話よりメッセージ優先、集合場所の事前決定)も共有しておくと混乱を防げます。

6. 避難経路と避難所はハザードマップで確認

避難経路と避難所の確認

自宅避難が難しいケースに備え、最寄りの避難所と複数の避難経路を把握しておきます。浸水・土砂災害などのハザードマップを使い、危険箇所を確認しておくと、避難判断がスムーズになります。

まとめ

基準は水1人1日3リットル、食料は3日~1週間分。家で備える分と持ち出す分の“二段構え”で準備し、生活用水、情報源、避難経路までそろえると実戦的です。

  1. 水と主食を家族人数×3日分そろえる
  2. トイレ用品・コンロなど生活必需品を追加
  3. 持ち出しバッグを整え、季節品を見直す
  4. 公式情報源をブックマークして通知ON
  5. 避難所と経路を地図で確認し、家族で共有
▲ ページ上部へ戻る